ファーストミッション(1985)
知的障害の兄(サモハン)を持つジャッキー特捜刑事が犯罪組織の陰謀に巻き込まれる話
ストーリーが普通に良くて、見てて泣きそうになったりできる。すごく面白い。大好き。
発売されてるDVDの仕様もかなり良くて、吹き替えはもちろん映画公開当時の宣伝担当のコメンタリーとか日本用のメイキング映像が入ってる。クソ暑い中あずきバーを食いながら映画を撮る疲労しきった半裸のジャッキーの姿が見られる
いま手元にあるDVDは、俺が中学生の頃母親に誕生日プレゼントで買ってもらったもの。
我が家は貧乏な上に、物心がついたときから両親の仲が悪くて、俺の誕生日を家族3人で祝う感じになってたのは小3くらいまでだった。
だから誕生日プレゼントもこのDVDを貰うまでは、11才になった日の「瞬間接着剤」が最後だと思っていた。
(当時チョコエッグの動物フィギュア収集にハマっていた俺は、破損した「ルリボシカミキリ」の折れた触覚を治せる瞬間接着剤がとても欲しかったため貰った時は純粋に嬉しかった。)
このDVDが出た2008年は吹き替えのついた80年代ジャッキー映画のソフトがなかなかなくて
一番脂の乗ってる時代の作品を石丸博也で楽しめるのはとっても豪華だった。
だからジャッキーファンの母が「息子への誕生日」という名目で自分の散財に納得し、衝動で買ったんだと思う。
俺は母の影響で7歳の頃からジャッキー映画が好きだったが、いざ買って貰ってもそこまで興味を示さず5年間は放置していた。
当時は中古で買ったニンテンドーDSで中古で買ったジャンプアルティメットスターズの対戦をやる方が映画鑑賞より重要なことだったし、遊戯王もニコニコ動画も楽しかったから。
高校生になったくらいで映画鑑賞が趣味になって、やっとこさ初めてこの映画を見て、すごく面白い作品であることを知った。
オープニングとエンディングもジャッキーが自分で歌ってて、スゲーって感動した。しかもエンディングは日本語の演歌。自分の演歌流れる中NGシーンで怪我をするジャッキー、風鳴翼。
ジャッキー映画といえば?の質問にポリスストーリー、プロジェクトA、スパルタンX、酔拳2、それでもって少し年代が進んだ人だとラッシュアワーとかニューポリとか挙げると思うんだけど、俺は未だにファーストミッションを推して行きたい。それくらい好き。
なんかレンタルだと吹き替えついてないことが多いんだけど、このファーストミッションは吹き替えついてるっぽいことをツタヤのサイトで確認した。是非レンタルに迷ったら選んでみてほしい。