平和都市モンゴリアンダイナマイト

映画の感想を1割と自分語り9割なので評価の参考にはなりませんが、読んで欲しい。 致命的ネタバレはしないように気をつけてます

ネクロマンティック(1987)

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死体清掃会社で働くネクロフィリアのロベルトは、こっそりと死体を持ち帰り同じく死体愛好家の彼女と3Pに耽る毎日を送る。しかしある日上司と揉めたロベルトは清掃会社をクビになり、それを聞いた彼女に死体を持ち逃げされてしまう…

 

ネクロマンティックは「死を愛すること」を肯定し続ける作品。死亡シーンや礫死体の大写しが華やかなBGMと共に何気なく流れる故に通常の作品であれば隠し味のように仕込まれるエグみの強いシーンが全編に渡るのですが、不思議と作品の展開には緩急が効いており、飽きずに見ることができる超面白い映画です。

 

横浜の話です。

自分が就職した職場というのが若い人があんまりいないところなんですね。

で、若くない人たちにとって俺が大好きなコンテンツである「映画」というものは非常にくだらないらしいんです。

まず俺が自己紹介で趣味を映画って言ったところで即座に「他には?」って言われましたからね。他に趣味なんてないからなんとなく雑にゲームって言ったんですよ。あんまりやらないけど。

 

ある日定時に帰ろうとすると上司に「そんなに早く帰ってどうするの?」って言われて、定時だから早いもクソも無くないかと思ってたら「どうせ家でゲームするか映画のビデオでも見るんでしょ?」と続きます。

休日出勤を命じられた時も似たようなこと言われますし、休日何してたの?と聞かれるときもこちらの答えを待たずして似たようなことを言われます。

ある日僕の上司は

「君がこれから仕事を覚えて忙しくなって勉強をたくさんするようになったら、きっと映画を見る時間もなくなるし映画を見たいと思わなくなると思う。映画を見てる時に『こんなことしてたら時間が勿体無い、勉強してた方が有意義だ』って思うようになるはずだよ」

このようなことを笑顔で優しく諭すように言ってきました。

 

まあ、でも今更これでなんだという訳じゃないんですよね。年取るとみんなこんな感じじゃないですか。

ビールを注ぐ時にラベルが上になってるかどうかは重要視するけど、自分が興味のない事柄はノータッチどころか、なんとなく潰そうとするんですよね。

これは更年期障害だから仕方ないことなんですよ。だからクソ上司とも思いませんし、言われることに関してはもういいです。

 

問題は自分もいつかこんな感じになってしまうかもしれないということで、自分が知らないものに対してこれと言ったキッカケ無く潰したくなるのが恐ろしいんですよね。

や、もしかしたら知らない間に既にやってるのかもしれんね。

 

というわけでね、そういえば思い当たる節があるんですよ。

 

少年ハリウッド」っていうアニメがあるんですけどね

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このアニメの放映当時テレビで流れてた予告CM見て、なんか動きヌルヌルした手足長いイケメンが踊ってて気持ち悪いなって思ったんですよ。で、そのままの思いをツイートをしたんですよ。

これはいけませんね。

というわけでオススメされましたし、プリティーリズム視聴の合間を縫って、この期に見てみたんですよ。

 

見てみたんですよ。

 

やー、面白いわねーー!

みんな可愛いわよ。可愛さでいうと特にあの街中で歌いながら会話する回。仲間想いだけどちょっとおバカな男のコ達のかわいさ満点わね!

あとキラくんがサンドイッチ毎日買う回とか大好き。

はい

 

自分の興味がなかったものに触りに行って「楽しめてるから俺はまだセーフだな」と確認する行為ですね。

そう、横浜の職場に着いた8月下旬以降上司に映画をクソ扱いされてからというもの、色々自分の知らない世界を覗く機会に積極的に飛び込むようにしたんです。いつだって逆張りが最大の原動力なんですよね。

でも本当に自分の知らないものに触れるのはそれだけで楽しいし、

ちゃんと信頼できる他者がオススメしているものはしっかりと楽しいものなのでアドしかないですね。

この感情は本当に死ぬまで持っていたいと思います。

 

というわけで少年ハリウッドとネクロマンティックはすごく面白いのでオススメです。

あと少林寺木人拳の日本語吹き替え版を見てください。自分はこれから余暇さえあればプリティーリズムレインボーライブを見るのでまたブログの更新は遅くなると思います。