平和都市モンゴリアンダイナマイト

映画の感想を1割と自分語り9割なので評価の参考にはなりませんが、読んで欲しい。 致命的ネタバレはしないように気をつけてます

下痢がすごいのでヒプマイの話

 

俺には我慢ならないもんが二つある。1つ、イナバのタイカレーを置いてないコンビニ。2つ、ヒプマイの楽曲を聴いてしんどいとか尊いとか喚きつつドラマトラックは聴いてないオタクだ。

 

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ヒプマイそこそこ好きなんですけど浅いといえばかなり浅いです僕。ハマったのは去年くらいから友人にお勧めされてから。元々日本語ラップは好きだったし、スリースタイルのバトルにも興味があった。小学生の頃から謎かけとかが好きだったし、言葉遊びとして韻を踏んでリズムに乗せ罵倒し合う行為に魅力を感じていた。まあ、北海道じゃフリースタイルダンジョンやってなかったからYouTubeで少し見たりするくらいだったし全然詳しくないんだけどね

というわけで元々興味あったのも手伝ってすぐに飛びつきました。何より、小林ゆうが熟女役で出てたのがデカい!!

 

ファーストコンタクトで「楽曲がめちゃくちゃ良くない?」ってなったんですけど楽曲提供者の豪華なことったらないですよね。西寺郷太が一郎の曲提供してたのヒプマイハマる前だったんだけど見てびっくりしたし、更に聴いてびっくり。ノーナそのものじゃん!って。とにかく曲の提供者が著名な人だらけだしみんな個性丸出しで、でもちゃんとキャラが歌ってて違和感がないのが凄い。ここ上手い。で、へー曲すげえいいじゃんってなった後にドラマトラックを程なくして聴くようになったんですわね。

 

ヒプマイという作品の形態はドラマトラックが物語の本編なので、や、まあ曲だけ聞いても良いんだろうけどしっかり「好き」な人は絶対聞いた方が良いと思う。

といいつつ、ヒプマイの脚本ってそんなに上手くない気がするのも事実で、ファンもアンチも揃って誰もが指摘する粗ポイントなんかゴロゴロあるしなんか因縁の設定も勿体ない使われ方してたりするし…物語としてはかなりつくりが荒々しいんですね。しかしヒプマイの本懐はラップ。ラップ楽曲とラップバトル。それを踏まえてみると、ドラマトラックを聴いた後に聴く曲はかなり加点される これ本当。つまりドラマトラックは聴くべきということ。個人楽曲や各ディビジョンのチーム曲はキャラの掘り下げや物語における心情の変化が反映されているのでストーリー性が乗る。ラッパーってほら、自分の思いを歌に乗せる的な感じじゃないですか。だからアイドルもの作品のキャラの楽曲とかとはまた意味合いが違うんですよ。ラップによって音楽文化の中で主義主張を果たすみたいな。だから、ドラマトラックでキャラの日常や事件を垣間見る→そのキャラ達が綴ったリリックを感じる。これが楽しいんですわ。

勿論バトル曲もそう。これがまた面白い。ほらフリースタイルバトルって相手の痛いところ突く罵倒を多く言えれば勝ちじゃないですか。で、それを行うためにはそれなりに相手を知る必要があるんですよ。ヒプマイというかラップバトルってそこが割と面白いなとか思ってて。番組とかでもR指定が相手の出したアルバムの枚数とか過去に使ったライムとかdisに使ってますよね。ヒプマイだとあまりそこはピックアップされないんですけど多少それを感じる部分はあったりします。あと相手が何気なく言った罵倒を逆にラップバトル楽曲の時に使うとかもあったりして面白い。あとはやっぱりドラマトラックで積んだ因縁から来る怒りをラップバトルで出しまくるあの感じはかなり楽しい。で、物語の完成度をdisった後に言うのもアレだけど面白いところはしっかり面白い。粗は多いけど普通に面白い。特にシブヤがかなり良いので曲は聴いてるけどドラマトラックは聴いてないゴミは是非聴いてみて欲しい。

 

ヒプアニは正直放映までかなり不安だった。原作の粗がアニメになることで目立ってしまうのかもしれないなんて思ってたから。でも見たら原作から割りと違う感じの展開で、キャラの性格も多少いじってあって暗さが程よく抜けていて…

そう、原作とにかく暗いんですよ。ヒプアニの話に行こうと思ったけどドラマトラックの話に戻ります。

まずラップバトルというのは相手を罵倒しバカにする文化で、それが主軸のヒプノシスマイクという作品にはどのようなことが起こるかというとキャラクター全員に「攻め所」、つまりコンプレックスが発生する。これをストーリーに組み込むと否応なくネガティブになりますね。で、キャラの個性とかも全部disの標的になる。ホストキャラは女を食う屑、天才中学生はクソガキ、和服姿のキャラは変な格好のアホ呼ばわりされます。現実的に罵倒されます。そして何よりヒプマイのメインストーリーは政治や陰謀がめちゃくちゃ絡んでくる。サスペンス映画に出てくる暴力や銃をそのままラップに置き換えたような話なので基本シリアスで重いんすね。でも団地でラップバトルをする不良達の話じゃなくてラップでマジで世界を変えるような話をしたいのはすごく伝わってくるし、大胆な設定すぎて粗がそこそこ出てきてしまってるけどきっと上手く決着つけてくれると信じてるから頑張ってほしい。

ヒプアニの話に戻りますけど、ヒプアニはそんな政治や陰謀の要素を極力廃して日常生活やラップバトルの大会描写、そして新たなアニオリディビジョン「シークレットエイリアンズ」の交流やバトルが主な作風なんですよ。これめっちゃ上手いなーって思いますよ。毎週楽しく笑えた。でもラップバトルのとこはしっかりラップバトルで容赦なくdisらまくってたから作品の切れ味自体はちゃんと持ってこれてたかなって感じです。毎話披露される新曲もラップ要素よりPOP要素が強調されて万人受けしやすい感じになってて地上波アニメとしてはかなり良い塩梅だったんでない?(そのあとラップバトル大会編に入るとバチバチにフリースタイルバトルが数話にわたり展開されたので温度感の違いに戸惑う人は結構出ちゃったみたいだけど)

あと原作だと陰謀描写の化身みたいな飴村乱数のキャラがかなり変わってて普通に萌えキャラだった。性格が良くなって踊って動く乱数くんかわいいねえ。

ちょっと下痢がやばいのでもう書くの諦めます。コミックとか読んでるけど話諦めます。