ファンシーメルシーブラックコーヒー(少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 50- 第22話)

少年ハリウッド所属のアイドルのキラは連日、他のメンバーに奇妙なサンドイッチを振る舞うようになった。マッキーとカケルはそんなキラを不審に思い、尾行を始める。

少年ハリウッドというアニメはすごいアニメなんですけど、この回はすごいアニメにおけるすごい回でした。キラすきです。

1週間が経ちましたね。

今回は前回の記事の続きとなります。前回、錯乱状態になりながら書いたので本当にカスみたいなこと言ってますね！！

1週間経って色々考えて、今はもう心の水面は穏やかに蓮の葉が浮いています。

失恋、というか恋愛というものをしっかりやったのは今回が人生初でした。なんで今、今更人生初なんですかね。

つまんない話を始めます。

俺は中学生くらいまではクラスの女子の友達とかたくさんいて、休日とかも男女混ざった仲良いグループで遊んでました。でもなんか高校からですね、きっかけになった事件とかなんもなく女性が怖くなったんですよね。化粧とかするようになったからですかね。未だになんもわかんないです。だからクラスの女子で名前を覚えてるの一人もいないんですよ。顔もわかんないし、高校卒業時に「三年間一緒だったね！」って女子に言われても(そうだったの というか君誰)でした。冗談抜きで。

で、高校三年生の時に親が離婚したもんで俺もファストフード店でバイトしなきゃならなくなったんですけど、ここでも接客の女の子の顔と名前が全然覚えられないし、覚える気もない。

大学は理系なんでそもそもクラスが全員男でした。だから当然友達もみんな男。でもそのくらいの頃はバイトで女性と喋る機会がそこそこあったり飲みに行ったりで、前よりはかなりマシに女性を認識してました。目を見て会話はできないです。

でも女性相手の会話だと明らかに挙動不審で舌がもつれてるのが自分で分かりましたね。はーヤダヤダ、思い出して恥ずかしくなってる。でも女性が嫌いな訳じゃないんですよ。なんか街とかですれ違う女の子とかみんな可愛いなーつって見てましたからね。

男たちの大学卒業、そして就職しました。15人の同期の中に女の子がいました。俺の挙動が面白いという理由でなんか話しかけられることが多くて、中学生以来の女性との長々とした会話が発生するようになりました。それがまた結構いいリハビリになって、今回の恋愛感情を発露させる礎になった感じあります。めっちゃ新日本プロレスの話で盛り上がったんだよな…

にしてもなんで今なんですかね。

今回の恋愛、これもしかして自分の労働が辛いから意識をどこかに逃がすために、つまり自己防衛のために始めたことなんじゃないか、そう考えたりもしました。吊り橋効果じゃないですけど、適正な感情の生まれ方じゃないっていうんですかね。恋に恋してる状態かなーって。

自分はなんかで落ち込むと俺はこの世に存在しなきゃみんなが幸せで良かったのになって考えるタイプなんですけども、自分の労働で出た金が誰かのために使われるとその考えもなくなりそうじゃないですか。わかんないですけど。つまり自分の気持ちを満足させるために他者への奉仕がしたい、「偽善」と呼ばれる行為です。それを日常的に行える相手が欲しいから恋愛感情が生まれたのかなって思ったんですよ。

でもここ数日も相手の女性のlineとかインスタ見てて(失恋後も変わらずlineで他愛ない話をする)なんか彼女に良いことがあったりすると自分も嬉しくなるんで、普通に好きになったただけっぽくて安心しました。

ほんと、好きになってからは結構な割合で相手の女性のこと考えてましたからね。なんか見ると彼女がもしこれ見たら喜びそうだなとか。きーもちわるいきーもちわるい。苦バイト大学生の頃は延々とせかつよについて考えてたんですけどね。きもちわる。

失恋直後は前回記事がそのまま自分の心情なんですけど、まーなんか、1週間経って色々考えた後の自分としてはウーワなんだこいつ…って感じです。そらお前、彼氏がいるってことはそこで恋愛感情は完結してるんだから異性も同性も変わらず仲良くするでしょって気づきました。そしてなんか普段からこんな俺にlineしたりこの前遊んでくれたり本当にありがとうの気持ちに包まれました。あんなクソ記事書いてごめん…

恋愛という感情、普通は中学生くらいでしっかりと理解するのが俺は23歳じゃないですか。だからなんか突然世界がでかく広がったんですよ。普通レベル5で解放してどんどん強化していくスキルを全然触れずに放置してて、レベル60くらいで解放したらめっちゃ解放可能状態のツリーが出てきた感じです。ましてや失恋も短期間に摂取で、オーバードーズを起こしそうになりました。

でもこの経験、悪くはなかったと思います。失恋するまでは毎日が明らかにバフかかってる楽しさでしたし、失恋後もめちゃくちゃ辛いのは最初の1週間だけですよ。多分これは相手の女性が失恋後も以前と変わらず俺に接してくれてるからだと思います。本当にいい子ですよ…。

や、恋愛や失恋を扱った作品が明らかに面白くなったんですよ。この前まではキャラが失恋するシーンで「あー、失恋シーンでよくあるやつじゃん」としかならなかったのが、1週間前から明らかに自分の中で変わりました。失恋だけじゃなくて告白シーンもそうです。少年ハリウッドのファンシーメルシーブラックコーヒーの告白シーンあるじゃないですか。あれとか空気感からタイミングからめっちゃ分かりを感じてしまったんですよ。もう、もっと早く失恋しておけば少ハリ初見でぶち上がれたのに。キンプリ五話もそうだよ。惜しいことをした。映画にしても多分同じことだと思いますんでちょっと今度見てみますね。プリリズとかも絶対面白いでしょ。

辛いことはあれですね、やっぱ街中でいちゃついてる人を見ると「自分がなれなかった人たち」に見えて、なんか明らかに悲しくなります。これは仕方ないよな、仕方ない。

相手の女性は何度も言いますけど本当に良い人で、今でもこの人を好きになって良かったなって思いますし幸せになって欲しいですし、またお互いの趣味について何度でも語り合いたいと思っています。これがズルズルと続いてる愛情なのか、友情としてのものなのかはいまだにわからないんですけどね、多分良い状態です。

つまんねー記事書きやがってよーこいつって俺も自分に対して今めっちゃ思ってますけど、まあこんなもんですよね。