平和都市モンゴリアンダイナマイト

映画の感想を1割と自分語り9割なので評価の参考にはなりませんが、読んで欲しい。 致命的ネタバレはしないように気をつけてます

ドランクモンキー酔拳(1987)

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金持ちの家に生まれたドラ息子の飛鴻(フェイフォン)は腕っ節と正義感は強いが問題行動ばかりを起こす毎日。堪忍袋の尾が切れた父は飛鴻に対し、鬼と恐れられる酔八仙拳マスター、唐山の蘇化子(ソウ・ハッイー)へ一年間弟子入りの刑を申し渡す。

 

コミックカンフーの完成形とも言える愉快な作品であり、誰でも名前だけはなんとなく知ってる名作。誰がどう見ても面白いと思うので、俺がお勧めするまでもないです。

 

 

映画の話です。

物語の結末における「切なさ」がすごく好きで、昔からそこら辺が作品における加点ポイントとして俺の中で重視されています。

映画好きとして目覚めたのは小学生の頃に見た「クレージーモンキー笑拳」なんですけど、普通に初めて映画というものを見たのは6歳の頃に見た「モンスターズ・インク」ですかねー。多分その前にもテレビで親が見てるのを横から見てたことあるんですよ。鎌田行進曲の階段落ちと13日の金曜日part3のおふざけ逆立ち全裸男の股にナタを叩き込むジェイソンは見た覚えがあります。でも映画館で一般の作品を「理解しながら」見たのはモンスターズインクでした。やっぱりあの映画はめちゃ面白いし映像も最高なので、たしか三回は連れて行ってもらった覚えがあります。で、たしか3回目くらいで感じた覚えがあるんですけど、あの映画のラストがわりと気に食わないんです。せっかくの切なさを帳消しにしてしまう気がするんですよ。それ以外全部好きなのでどっちかというと間違いなく好きな映画なんですけどね。

ショーシャンクの空に。これも沢山の人間から支持されている作品ですよね、でもこれも最後があんまり好きじゃない。スティーブンキングの原作のラストは好きです。映画は、こう、勿体なさみたいなのを感じるんですよ。

 

 

あ、もうネタバレしながら語らないとまともに伝わらないんでしますね。

 

 

 

ショーシャンクの空にとモンスターズインクのラストのネタバレする!

 

 

 

 

映画感想ブログっぽくなってきたね〜!

 

 

 

 

 

ネタバレします!!

 

 

 

 

 

 

ショーシャンクの空に」は刑務所の中で知り合った2人の男の物語で、この作品の語り部はその1人なんですよ。2人は別々のタイミングで自由の身になるんですけど、その後やっぱり再開となりますね。で、原作だとウン十年のシャバで浦島太郎状態になって生き苦しさを感じる語り部が友人からの隠れたメッセージを見つけ、再会できることを知って終わるんですよ。再開するのが楽しみだ…みたいな感じで終わるんです。素晴らしいハッピーエンドだしこっちもワクワクしました。で、映画版だとそのまま会うところまで描くんですよね。もちろんクソオチとかそんなことは思ってないし感動的な終わり方だと思いますけど、明らかに原作の方が良くない?ってなりました。なりません?

モンスターズインクも主人公のモンスターと少女が「モンスターの世界の掟」により離れ離れになるんですけど、そのあと掟が改善されたことで会えるようになるんです。で、会うんですよ。時間が少し飛んで。ね。

新海誠作品がやたら好きとかそんなことはないんですけど、なんか切ない奴が好きで。でも切なくなりそうなところをぶっ壊す作品が全部許せんかと言われればちがくて、逆に全然加点対象にします。

切なさをぶっ壊す終わり方だけど大好きな映画ベストスリーランキング、発表していい?

 

三位「ドランクモンキー酔拳

師匠とジャッキーが一年の修行を終えて別れるシーンがわりと情緒あって感動しかけるけど、宿敵との対決前に前触れなく一瞬で戻ってくる師匠すき。

 

二位「パシフィックリム」

絶対生きて帰れなさそうな空間だと思ったら割と生きて帰れるのすき

 

一位「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」

すき

 

 

以上です。

 

 

 

この記事は少し前に書いたけどつまんなくて投稿しなかったやつを「せっかくだから」とそのまま投稿したものです。