平和都市モンゴリアンダイナマイト

映画の感想を1割と自分語り9割なので評価の参考にはなりませんが、読んで欲しい。 致命的ネタバレはしないように気をつけてます

ブレードランナー2049(2017)

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人間を模して作られた存在であるレプリカントに人権はない。旧式レプリカントを抹殺する仕事を与えられた同じくレプリカントのKは、そんなの常識を根底から覆す可能性のある事実に気付き、感情のままに行動を始める。

 

言わずと知れた傑作ブレードランナーの続編であり、あまりにも高く上がりきったハードルを楽々飛び越えてしまった奇跡の作品。震えるほどに「上手い」と思わせてくる前作との結びつきを見せた構成でありながら、強い独自性と秀逸さを持ったストーリーが光り、正真正銘の面白い映画だなと思う。ほんと、こんな映画なかなか無いよね…

 

 

今回はなんと、自分語りでは無く人のためになるかもしれない記事です。内容は、「映画を自宅で見る際に集中力を切らさない方法考えてみようの回」

となっております。今日だけで3人のフォロワーが映画視聴に対する集中力維持の難しさを感じているのを見かけたのでこんな内容にしてみました。いや、こんな内容にとか言いながら俺も集中力切らしまくりで映画完走できないこと結構あるんですけどね。ブレードランナー2049は163分だからこれもなかなか見るのに覚悟いるんですよ。ねぇ…。というわけで今回の記事は「俺の意見」でしかない内容になってます。

 

まず自宅で映画に集中できない理由を考えますとね、まず一つは「長時間の視聴に対してモチベが持たない」なんて場合。疲れた、眠いとか直近で嫌なことがあったとかそんな感じですかね。

二つ目はちょっとわかりづらいと思うんですけど、「自宅で映画を見るシチュエーションについていけない」ですかね。簡単に言うと、映画館で映画を見るのはなんの問題も無いけど自宅では映画を見る気になりづらいというもの。トイレだとすぐ小便出るけどリビングで尿瓶にしろって言われても出ないみたいな感じですね。(本当か?)

個人的にはこのふたつの理由がでかいと思います。まあ、一つ目の理由の場合観れる気力が残ってないなら見るのを諦めて次回の余暇に再トライというのが一番いいんですよ。でもそれを続けてて見たい見たいと思ってる作品をずっと見れないのもまあ悔しいですよね。というわけで、対策考えたからこれから書くね。一つ目の理由の対策からね。

まずはモチベを整えるところからですね。嫌なことがあったとかだと打ち消せるかどうかがストレス度合いで変わるし眠いとかだともう無理なので気休め程度にしかならないんですけど、「気が散る」ってのは努力次第でなんとかできると思うんですよ。

だもんで、まずはスマホの電源を切って見ないようにする!…ってのができりゃいいんですけど多分無理っすよね。せめてソシャゲのスタミナは全部使っときましょう。で、映画見てる最中に触らなきゃいけない感じならもう触りましょう。スタミナ回復の時間見て触るタイミングをあらかじめ決めときましょう。それなら多分大丈夫です。自宅映画は自由度が高いのである程度の妥協も可能です。Twitterで呟きたいこともあるならさっさと呟いときましょう。

食欲と性欲も先に消しておくのを推奨します。なんか食って、オナニーも必要があらばするべきですね。トイレも済ませときます。当然ながら飲み物も用意して見ると快適なはずです。

あとは映画の内容についてですけど、難しければ難しいほど集中するのは難しいと思うんですよ。要は脳を使うわけですからね。で、脳って考えてもわからんことは考えるのやめたくなるじゃないですか。なのでその映画の話の考察サイトとかをある程度チェックしちまうのもアリです。それによって内容が脳に入りやすくなるなら全然アリです。スタッフによる裏話、キャストのコメント、あとはその映画が好きな人のオススメ語りなんてのも見ておくと興味が増すんで良いです。自分は古い映画だとたまにYouTube淀川長治の解説とかあるんでそれ見たりしますよ。あっ、YouTubeといえば公式から出てる予告編動画とかも見るといいですね。長いやつ。あとはー、まー、注目ポイントを決めて見るとかですかね。最近だったら自分はキャラのファッションとか気にして見ることが多いですし、他にも好きなキャストとか音楽とか…でもこれは効果あるか怪しいかも。こんな感じです。

次にふたっつ目の理由に対しての対策なんですけど、これはまあ自宅を極力映画館に近づけるってことです。良い椅子とでかい画面ってのは難しいけど、部屋を真っ暗にするのとヘッドホンで大音量にして見るってのは簡単にできます。やっぱ真っ暗の中ピカっと光る画面と頭蓋骨が揺れるくらいのでかい音で映画見ると気持ちいいんですよね。目にも耳にも悪いけど今が楽しめればそれで良いんですよ。ジャック・ハンマーも似たようなこと言ってましたよね。そして個人的には「外行きの私服に着替える」。これをよくやります。面倒だけど割とオススメです。あとこれは自分はやらないけどヘビーポップコーンユーザーなら映画館の再現のために用意するといいのかもしれません。

これで映画館ではない場所で映画を見る対抗は無くなるかといえば無くなるわけないんですけど、3割くらいは和らぐ気がします。

 

で、こっからはさらに自分流の集中方法なんですけど、映画を見てる時に起こる自分の感情を小さく声に出す。驚くシーンで「は?嘘、想像してなかった…」って言う。笑うシーンで「や、それは笑う」って言う。かっこいいシーンで「うっわー、かっこいいなあオイ……」って言う。謎をほのめかすシーンで「えーどういうこと今のは」って言う。「殺せ!!」って言う。集中力の持続には割と良いので独り言に慣れてない人も思い切ってやってみて。レオパレスの人は気をつけて下さい。

あとは誰かと一緒に映画を見る。と言っても、それは難しいですよね。気軽に家に来てくれる人がいりゃいいんですけどそんな人を対象にした記事じゃないんで。通話つなげてくれる人がいたらベストなんですけど、なかなか同じソフト揃えてとか難しいですよね。予定も合わせなきゃいけないので「暇だからなんか見るかー」となった時にもなかなかやりづらいんですよ。つまり、こういういことです。

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かわいいねえ。

とにかく、一緒に映画見てる存在がいると集中力しやすい気がするんすよ。なんでだろ。人によるかもね。

あとは誰かから借りたり、オススメされてその映画を見てるって場合は上でも書いた通り積極的にその人推しポイントや推し人物を聴くと良いです。映画を見てると「あっ、ここか」という気づきが生まれるので見所が単純に増えて楽しいです。強くお勧めします。

 

俺が思いつくのはこんな感じですかね。これで無理ならまあ、心折れぬ限り別の日にトライしてみて下さい。一時停止も巻き戻しもフルに使って全然いいし、集中出来なくて見るのやめてもそれは全然恥ずかしいことでも悪いことでも無いと思うのでね。映画を見ようとするその精神こそ素晴らしいものであり、自分は応援したいなと思いますので。

 

聖人になったところで終わります。やっぱりこういう記事より自分語り文章の方が書いてて楽しいな!