平和都市モンゴリアンダイナマイト

映画の感想を1割と自分語り9割なので評価の参考にはなりませんが、読んで欲しい。 致命的ネタバレはしないように気をつけてます

サタデーナイトフィーバー(1977)

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ペンキ屋でバイトし、ヤンキー仲間と喧嘩、セックス、悪ふざけに明け暮れ、家族と凍りついた関係を続けるトニーの楽しみは土曜の夜のディスコでダンス・スターになることだけ。あるひディスコでとある女性と出会い、トニーは自分の今までの生き方に抗い、変えることを試みる。

アメリカンニューシネマの名作、エンタメ性、メッセージ性の両方に優れ、なおかつジョントラボルタのスター性も楽しめる超面白い映画。70の親父はこの映画のトラボルタのダンステクにいたく感動し自分の若い頃のディスコを思い出して喜んでいた。アメニューだけど明るく希望に満ちた終わり方なので万人にオススメできる名作。

 

 

もうすぐ四月も終わりですけど、四月っぽい話題です。

社会人2年目に突入しました。

2年目で、いろいろわかってきました。

 

社会人になると遊び放題の大学時代が恋しくなったりするのかなーなんて思ったんですけど、不思議とそうはならないまま来ています。

大学四年頃は、そりゃあ毎日10時に起きて大学でKOFの対戦をしてたまに映画を平日の昼に見に行ったり友達とカラオケに行ったりアニメを徹夜でワンクール見たり日帰りでアイドル追っかけのために北海道から東京行ったりで最強でしたけど、やっぱり人間ある程度の制約の中で遊んだ方が楽しいんですかね。や、もしかしたら自分の将来について不安があったのかもしれないです。大学四年は自分の「楽しい」という感情を完全に引き出せている瞬間が割とありませんでした。

社会人になった今は、毎週日曜日が100%楽しくて、だから大学生時代に戻りたいとはあんまり思いません。

逆に北海道に帰りたさ、若干出てますね。東京近い方が楽しいしインターネット・知り合いに会えるからいいじゃんと思ってたんですけど、正月に北海道に戻ったときは深夜3時頃に発作的に河原へと行き、上着を脱ぎ捨ててベンチの上から雪の中に回転落下する行動を何度もとって、全身が冷えて濡れる感覚に大きな安堵感と楽しさを感じてしまいました。

 

金の使い方は思いっきり変わりました。大学生の頃はドケチもドケチ、少しでも安いものを食って買ってで生きていましたが、社会人になりそこそこの額のナニがドーンと来るようになると、価値観がめちゃくちゃになりました。何に金を払うのにも渋りません。五万の服も買うし、実家に三日間行くのに往復6万払うし、映画館は安い日より高い日の方が客の民度がいい気がするから高い日に行きます。

そして、これを買います。

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クイブレのアニメがどういうものかは、小学生の頃からGYAOで見て知っています。わかってます、わかってるんです。

それでも小学生の頃も中学生の頃も高校生の頃も、クイブレで勃起していたんです。

や、高校の頃はクイブレで勃起してたかな…

まあ、多分してただろ!

この商品が発売されると知ったとき買う気はさらさらなかったんですが、ふと

「このブルーレイ、社会人になる前の俺ならめちゃくちゃ欲しがりつつ金の無さで諦めて買わずにいたんじゃないか?社会人となって金を持った俺が何の葛藤も無くこれを買わないのはあの頃の俺を裏切ることになるけど、本当にそれでいいの?てか買わない?」

こう思ってとらのあなで予約したんです。

金を持ってなくて時間ばっかりあった頃は欲望だらけだったのに、時間と金が逆転した今は無欲になってしまうなんて悲しいことじゃないですか。俺はそうなりたくないから予約しました。この選択は正解でした。

正直、今発売がめっちゃ楽しみです。あの頃みたいです。明日ですよ。勃起しなくてもいいんです。もしかしたら勃起するかもしれないし。楽しみです。会社終わったら引き換えに行くぞ!

 

人付き合いに関して。

大学の頃って嫌でも友達と毎日顔突き合わせてて、仲がいい人間の価値が全然見えてきませんよね。

社会に出るとマジで大学の頃の知り合いと会うの楽しいし、インターネット・知り合いと会えるなら翌日が仕事でも片道1時間の電車で会いに行きます。これも大学より今の方が楽しい時間を過ごせる理由のひとつですよね。

でも最近仲いいと思ってたインターネット・知り合いにブロックされてた事案がありまして、ちょいとショックだったんです。

なかなかその人とは会わないしわざわざ会おうとして会う間柄でもなかったんですけど、ツイッターではそれなりに関わり、イベントで会えば挨拶して多少行動を共にするくらいの人でした。

この前の同人誌即売会で仲がいいと思ってるその人の姿を見かけて「どうもー!お疲れ様でーす!」って話しかけたら、眉をしかめながら「は?」って言われて、(…あれ?)ってなりながらその場を後にして、で、その事はもう忘れてたんですよ。一昨日まで。でもなんかの拍子に思い出しつつ「あれ?なんか最近あの人みかけてなくない?」って思って探したらブロックされてて「あ、なるほど…やべ…いつからだろうこれ…」になったんですよ。

インターネットでの関係の人間と仲違いしようが、それはもともとお互いのコンテンツ性が面白くて関係を持った人なので別に気にすることはないと思ってたはずなんですよ。大学の頃とかなら全然この件でショックとか受けなかったと思います。でも今回、ショックでしたね。しかも顔を合わせただけで不快感を表に出されるレベルの嫌われ方をしたのに尚も自分はその日から一ヶ月間ずーっと仲がいいままだと思ってんすよね。姿見えてないのに。

いつからブロックされてて、何を理由にブロックされたのかもさっぱりなんです。僕がツイで「人の感情がわからない」という風によく言われるんですけど、まあ若干アスペが入ってるわけですけど、これこれ、これなんですよね。はーヤダヤダ、ヤダわねー。

ツイの知り合いはほとんどこのブログを読まないと信じてこれを書いています。

 

というわけで、社会人2年目の感想は

割と今が楽しくて、地元は恋しくて、金より気持ちを優先させるようになって、仲のいい人間は大事にした方がいいと分かった

です!

これが大人になったということなのか、それともただ大学生じゃなくなったというだけによる変化なのか分からないですけど、割と良い傾向のように感じます。いつまでもクイーンズブレイドで勃起できる大人になりたいんです。